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2016年4月

2016/04/15

HP移転の弊害

アクセスが半減しましたーーー!!

 YAHOOやGoogleには自動的にコンテンツ登録の変更がなされたので、弊害はそれほど無いかもと期待していました。
 しかし、結果はまさかのアクセス半減。
 恨むぞnifty。

 アクセス一日1000件って時代もあったのになぁ~

 止め時を感じるな……

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2016/04/03

ブッダのことば(スッタニパータ) 岩波文庫

「ブッダのことば」は高校での宗教の時間の教科書だった。講師は天台宗の若い阿闍梨で断食の世界記録を持つバリバリの修行僧だった。

 高校生の私に「ブッダのことば」は難解だった。特に宗教書なのに、愛を盲執として否定しているのは衝撃的だった。

 詩編の形で示される様々な教えは、私の持つ仏教の常識では理解不能な書物だった。

 講師は授業の開始に辺り、必ず15分の瞑想を課し、大宇宙を想像するよう誘い、瞑想の後、生徒同士で詩編について議論させた。無論、議論出来る程理解する者は無く、感想の発露に留まることになった。この授業を無駄と考える生徒は多かった。

「無駄ではない。仏教の本質がこの本には示されている」
 そう感じた私は何十回とこの本を読み直した。だが、理解は出来ない。この阿闍梨から瞑想のノウハウを学んでいた私は「悟りがあるのなら、触れてみたい」と切望するようになり、家族が寝静まってから瞑想に打ち込むようになった。最初は10分も座れなかったのが、半年もすると1時間以上の瞑想が可能となった。瞑想中には様々な幻を見た。
 高校2年生のクリスマス。
 私は初めての宗教体験をした。心が躍動し、多幸感に包まれる日々が一ヶ月続いた。
 ある日、ふと、「ブッダのことば」を読み返そうと思った。
 驚いた。
 あれほど難解だった詩編の意味し指し示す先が、綻んだ糸がほどけるように分かった。詩編の言葉が乾いた土に水が染み込むように、身体に吸収されるのを感じた。この本は頭で理解してはいけないのだと知った。あくまで体得するものだった。だから阿闍梨は必ず最初に瞑想をさせたのだと知った。
 それでも理解出来たのは詩編の6割程度だった。
「後は人生の宿題だな」と私は「ブッダのことば」を書棚に直した。読み過ぎでボロボロになっていた。

 先日、sky-peで友人と話して居る時、様々な質問をされた。
 これは答えても身に付かないと思った私は「ブッダのことば」と「原訳般若心経」を紹介しようと書棚を開いて呆然とした。
 いつでも手に出来るよう仕舞ってあった本が忽然と姿を消している。

 取りあえず、ネット検索してISBNを友人に伝えると共に、自分用にも注文した。無くては困る書物である。
 本が届いてさらさらと目を通した。驚いた。殆ど理解出来る。本文中には無い描写も浮かび上がる。「ああ、ブッダはこのような形で奇跡を示していたのか」と感動した。
 私は知惠の書を改めて入手したことで、新たな修行に入ったのだなと知った。

PS,蛇足だが私は悟ってなどいない。ただ、悟りの門の入り口の正面には立てた様に思っている。(思い上がりかもしれないが……)
 門を潜れば、俗世以上に厳しい修行をしなければならないし、学問も気の遠くなる量をこなさなくてはならない。そしてそれは入り口にしか過ぎない。仏法はこの世の真理を説き明かす膨大で深淵な世界である。そして、その世界は完全に整い、妙なる妙音に満ち、慈愛の光に満ちた美しい世界である。
 だから、人よ瞑想せよ。
 瞑想こそこの美しい世界に至る、唯一の道である。心安らかになることで、真理の世界の一端に触れることが出来るのだ。

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2016/04/02

昭和元禄落語心中二期決定!

 今期アニメの異色作だった「昭和元禄落語心中」が昨夜終了したが、早々に二期決定の通知があり、驚いた。
 DVDの売れる作品ではない。内容は落語を中心にしたドロドロとした人間模様を描くもので、タイトル通り一期は心中事件で幕を閉じた。
 通の好む珠玉の作品であった。当然、声優達にも高い技術が求められる作品で、主役クラスを勤める声優は落語が上手く出来ねばならない。当然、脂の乗った大物声優がずらりと並んだ。座長を務めた石田彰は裏のある青年役を回されることが多い声優だが、その技量は凄まじく、一人でお爺ちゃん・お婆ちゃん・母親・父親・息子の五人の声を完璧に演じ分けられる人だ。落語への造詣も深く、趣味で披露していたりしたので、抜擢されたのだろう。声優陣の中で異色に映るのは、小林ゆうだが、確かにその性格の破天荒さは誰もがたじろぐものがあるが、きちんとした役を与えれば、必ずこなすベテランである。彼女自身、落語を嗜み隠し芸で披露する程で、理想の男性は古今亭志ん朝と言う女性である。
 心中で死んでしまったが、林原めぐみの演じる芸者の艶っぽさと言ったらなかった。若い役者では演じられない艶っぽさだが、若さも演じられるのは流石大物である。彼女の歌う主題歌も作品を際立たせた。
 と言う訳で今期アニメではベスト3の中に入る作品だと思っているが、芸事の世界を丁寧に描いた作品で、所謂、萌え要素など欠片も無い玄人向け作品の二期が早々に決まったのは、商業ベースではない所で良い作品を育てようとするアニメ界の息吹を感じる、久々に良いニュースであった。

 早々に二期の決まった作品には「この素晴らしき世界に祝福を」があるが、好対照をなす、低予算萌え豚ギャグアニメである。面白くはあったので、息抜きに観ていたが、円盤買って見直す作品ではなかった。でも、世間一般ではこういう作品が成功するのかと思い、未だ二期の発表が無い「オーバーロード」を思ってため息をついていたので、「やるじゃん! 日本アニメ!」と久々に意気に感じた出来事だった。

 ちなみに今期のベストワンは「僕だけがいない街」だと思っている。アニメオリジナルのエンディングらしいが、完成度は申し分無く、心理描写の素晴らしいアニメだったと思う。

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