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2018/03/06

CYMAとORIENTSTARの時計

 バリバリ働いていて、経済的にも余裕があった頃、投機目的もあって、ブランド時計のレア物を収集していた。有名ところではグランドセイコー、OMEGA、IWC、パティックフィリップなどである。中には数百万円のものもあった。

 生活苦から断腸の思いで手放していったのだが、これら一流のブランド品としては取り扱われない時計が二本残った。

 一つはCYMAのトナー型の時計だ。機械式時計である。デザインに一目惚れして、住吉大社側の松倉時計店で取り寄せて貰った。松倉時計店は質実剛健で薄利多売を売りにする、大阪の老舗時計店である。

 CYMAは聞き覚えの無い方も多いだろうが、所謂、、団塊の世代が好んで身につけたスイスの老舗時計店で、販売数こそ少なく、高価な金無垢などには手を出さない性能で勝負する、やはり質実剛健な時計店である。
 私が購入したのは型式も分からないが、下の様なものである。

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 尾錠の純正のものは紛失しているが、このアールデコ調の角形のデザインに見せられ、取り寄せて買ったのは、もう30年前になるが、時差も出ず、今もバリバリ現役である。普通、クオーツの様な電気時計は15年が寿命とされることから考えても、やはり作りがしっかりしているのだろう。金無垢に見えるが黄銅製と言う変わった代物である。
 オークションで売っても1万数千円程度が相場だから、私の心と折り合いがつかず、売る気になれないと言うか墓まで持って行きたい一品である。

 同じように売る気になれず、普段使いしているのが、
ORIENT STAR CLASSIC RK-AF0002S  というレトロな雰囲気の一品だ。

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 機械式時計で、自動巻兼手動式で、こりらは尾錠も純正である。その正確さはグランドセイコーに勝るとも劣らない。

 日本のメーカーで、電気式時計には目もくれず、デザインも変えずに、ひたすら機械式時計としての精密さを追い続けたことから、根強いフアンが多く、プレミアもつく。紳士時計一本槍で、これも20年間は使っているが、性能はクオーツに勝る。クオーツは十年近く使えば、秒差が生じるが、オリエントスターはまず、誤差が生じない。

 OMEGAなどの機械式時計は長く使うには3年に一度はオーバーホールするものだが、オリエントスターは十年に一度で十分である。

 オリエントスターも金無垢などの、高級品を出さない会社だが、記念商品で銀無垢は存在する。市場に出ることはまず無いが、もし、見かけたら、10万円程度なら是非、入手すべきだろう。

ORIENT STAR CLASSIC RK-AF0002S はオークションに出せば、5万円近くではけるだろうが、もうその団塊まで追い詰められているのだけど、普段使いの時計で手にしっくりと合うモノだから、なかなか手放せない。

 オークション用に写真を撮ったけど、踏ん切りがつきません。

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コメント

>その正確さはグランドセイコーに勝るとも劣らない

その筈ですよ。なにせグランセイコー出すまでの機械時計の技術はオリエントが保存したのですから。
セイコーの技術者には失礼になるかもしれないが、オリエントの技術者に弟子入りしてグランセイコー作ったと周囲は見ています。
ただ、吉田時計店というのは、間違いなく機械の名門ではあるのですが、ギンギラえげつないデザインとか百石とかのチャラい歴史もまた持っていて、マイスターにはストイックであってほしいという我々の願望をせせら笑う存在でもあります。

投稿: くしだあきこ | 2018/03/06 19:32

 ORIENTはseikoより古いのですね。驚きました。
 seikoも地道な時計作りに励んで欲しいものですね。

投稿: 慎 | 2018/03/07 13:15

創業の古さでは服部時計店の方が古いですが、クォーツに全身全霊掛けて取り組んだため機械式のノウハウを失っていました。その後メカニカルブームが来て、グランセイコーのメカニカルを作らなくてはならなくなったときメカの高精度時計を作るノウハウは残っておらず、グループ企業のオリエントから再取得したに違いないと言われてます。建前上セイコーの職人が丹精込めて作ったことになっているため表立っては語られませんし都市伝説扱いですが、メカ時計を扱う専門店のオヤジがそう断言してました。
まるでインチキやスキャンダルみたいな言い方ですが、再取得したメカニカルと一筋で頑張ってきたクォーツの合の子のスプリングドライブに昇華させたのでもはや公言しても良いのではないかと思いますがね。
スプリングドライブは時計の大革命です。まだまだ高くて手が出ませんが、水晶という石の持つ魔力によって時を正確に刻む魔法のムーブメントです。水晶にお伺い立ててロボットが時間を表示するクォーツとは全く違います。
バネが戻ろうとする力が針を動かすが、加速しすぎると水晶の魔力によって自動的にブレーキが掛かりつねに適切な速度で針が動くのです。

投稿: くしだあきこ | 2018/03/07 19:15

 くしださん、スプリングドライブは初耳でしたので、ググってみました。
 画期的なムーブメントだと理解しましたが、なに?
この値段? 金無垢のOMEGA並の値段じゃないですか? ムーブメントとして、まだ精錬されていないのか? 時計本体の厚さも問題ですね。
 OMEGAの機械式時計はムーブメントが精錬され、オリンピックの公認時計の地位をseikoから取り戻し、今、一番勢いのあるメーカーですね。
 ムーブメントの小型化によって、薄くデザイン性の高いものが増えました。金無垢の高級品でも、スプリングドライブより安いですね。
 私は若い頃はクォーツを使っていて、壊れたら買い換えていましたが、松倉時計店さんから「機械式の方がコストパフォーマンスが良いですよ」と言われて掲載したCYMAを購入しました。デザインに一目惚れしたのと、海外の機械式時計では一番安かったからです。使用歴30年になりますが、OHの必用も無く、正確に動いています。
 機械式時計では、最高峰のメーカー、パティックフィリップの金時計に惚れ込んでいる機種があるのですが、200万円を上回ります。性能も一流ですが、手巻きでのパワーリザーブが30日間保つ技術は、他のメーカーの追随を許しません。
 機械式時計の収集をしていた時は同行の士も出来、どんな機械式時計でも、部品から作り出し、必ず直してくれる時計屋さんとも知り合いました。
 こうなると、機械式時計は孫子の代まで引き継げる財産となりますね。クォーツや電波時計が私には陳腐を覚えます。
 seikoも最上級機種はグランドセイコーの名で200万前後で中古でも流通している様ですが、我々一般人がその取引を目にすることはありませんね。

投稿: 慎 | 2018/03/17 12:40

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